こんにちは。
みなさんが犬を飼い始めた理由ってなんですか?我が家は子どものため、です。私も幼少期から鳥、小動物、猫、犬を飼ってきました。その経験のから子どもたちにも命に対する責任(いずれは別れがくることを含め)、言葉が伝わらない相手でも大切な友人になれることを肌で感じながら育ってほしいと思ったからです。
今日は我が家の愛犬あなご、うなぎと子供たちの関係についてご紹介します。
Contents
犬を迎えて感じたメリット
コミュニケーション力の向上
犬は言葉を話せませんが表情やしぐさからたくさんのことを伝えてきます。
小さな子供でも一緒に生活していると自然に愛犬の表情を読むようになり「〇〇してほしいって」などと犬の気持ちを代弁してくれています。この表情をよく観察する非言語のやりとりは相手の気持ちを想像し共感するという能力を育ててくれ、コミュニケーション力の向上につながります。他者を思いやる気持ちが育っていると感じています。
責任感を持つようになる
上の娘が4歳の時にうなぎさん(チワワ)を迎え、少しずつお世話も手伝うようになり、いまでは娘2人ともほぼすべてのお世話を問題なくこなせています。
食事や散歩、排泄物の処理も進んでしますし、自分たちがお世話をするという「責任感」へつながっていると思います。
まぁ我が家の場合、いまだに娘2人でどちらがご飯をあげるかでケンカになるくらいなのでお世話を義務と感じないほどあなごさんとうなぎさんが好きなのだと思います。
心のささえになっている
これは子どもが小学生になってから感じたことです。学校から帰宅しなにやら落ち込んでいる様子の時、必ずうなぎさんかあなごさんを抱きしめています。
子どもは親が想像するよりもっと多感でいろんなことに悩んでいるのだと思います。そんな時何があったのか質問するわけでもなく、ただそばにいて気持ちを受け止めてくれる存在はこどもの心の支えになっているようです。
命の大切さを学べる
子供が生まれたら犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。
子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が青年になった時、自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。
作者不明の詩(ことわざ?)だそうです。命は大切だ、ということは子どもでも知っていますが、命と死の本当の意味まで理解するのは難しいと思います。愛犬との別れはとてもつらいものになると思いますが、その分生きている時間「命」を深く考える時間になると思います。
娘たちにも犬の寿命は15年ほどであること、先に死んでしまうことも教えています。娘たちも思うところがあるようで「ずーっとずっとだいすきだよ」という絵本を取り出し、読み終わるとあなごさん、うなぎさんへ「ずっとだいすきだよ」と言っていました。
犬と子供が仲良くなるために
子どもに犬との接し方を教える
うなぎは動物病院で行っているしつけ教室に通っていました。パピーコースとジュニアコースに通っている期間、なるべく子供も一緒に参加するようにし犬との接し方を一緒に勉強しました。家庭で基本的なしつけができればわざわざしつけ教室に通う必要はないかと思いますが、子どもにも正しい接し方を学んでもらうにはとてもいい機会になりましたよ。
あなごは訓練所に通って基礎訓練をしています。あなごの時も家族みんなで通って勉強しました。
しつけに加えて子どもには犬の嫌がることをしつこくしない、乱暴しない、そばで大きな声を出さないなど基本的なことも教えて、犬には人間に飛びつかないこと、遊びでも歯をあててはいけないことなどをしっかり教えました。
家族全員がしつけに対して共通な認識をもち、一貫した態度で指示をすることで愛犬も自分の順位を理解し安心して過ごせます。
指示に従ったのでほめてもらっているあなごさん。ほめるときは大げさに!
子どもと距離をおける場所をつくる
こどもはしつこく構ったりするので、犬が安心してすごせるスペースを確保するようにします。
我が家の場合はケージで、ケージ内で休んでいるとき、寝ているときはほっておいてあげることがルールです。
楽しいことは子どもと一緒に
ボール遊び、散歩、おやつの時間など犬が喜ぶことを子どもと一緒にするようにします。子どもといると楽しい!!と犬が感じるようになると積極的に自分から遊びに誘うようになりますよ。
まとめ
今回は犬を飼うメリットを中心に紹介しました(*´▽`*)動物を飼うことはお世話や気軽に旅行に行けなくなったりと大変なこともたくさんあります。
それでも我が家ではマイナス面より得られるものの方が大きく、子どもたちは日々愛犬からいろんなことを学びながら成長しています。小さなお子さんがいる家庭では子どもが犬との関わり合いを理解するまでまわりの大人がしっかり介入して仲良しになるお手伝いをしてあげるといいと思います。