【胃カメラ】鼻から?口から?毎年受けている私がしていること

こんにちは、あなごママです。

10月になってからずっとため息ばっかりです。なぜって。。。今月は健診で胃カメラ受けなきゃだから!!あーもう声を大にしちゃいました。はぁー憂鬱。

私の職場では35歳以上は全員胃カメラを受けることになっています。毎年毎年胃カメラが嫌で、健診が近くなるとこれが原因で胃炎になるんじゃないかってくらい嫌です。もちろんこの検査の必要性は分かっているんですよ。うん。もちろん。いつも仕事では検査の重要性話してますから。分かってる、解ってる、ワカッテル、でも嫌なんだよ。。。ごにょごにょ

私はは中学生の時に胃を悪くしたことがあり、結構頻繁に胃カメラを受けてきました。きっとこれまでに20回以上は胃カメラ受けてる。でも嫌。(←まだ言う)

今日はこの胃カメラについて考えてみたいと思います。

胃カメラは鼻から受ける?口から?

まず胃カメラを受けるにあったって決めるのがカメラを鼻から入れるか、口から入れるか、です。私は絶対「口から」派です。2年前鼻からを受けてみたんですが、すっごく痛くて鼻血は出るしもう無理ー!!って思いました。同僚は毎年鼻からを受けていて何も痛くないそうなので人によって結構違うんですよね。

経口・経鼻それぞれのメリットとデメリット

経鼻のメリット

  • 嘔吐反射の原因となる舌根部分をさわらないので、オエッとしにくい。
  • 検査中も先生と話すことができる。質問もできる。
  • カメラの管が細いので検査中の違和感が少ない。

経鼻のデメリット

  • 鼻腔が細いと入りにくく出血や痛みがある(最悪、口からに切り替え)。
  • カメラが細いため一般的に画質が経口のものより劣ると言われている。

経口のメリット

  • 経鼻カメラに比べて画質が良くライトも明るいのでより細かい観察ができる。
  • ポリープなどがあった場合検査と同時に採取できる(大きさや飲んでいる薬にもよる)
  • 経鼻用の細径のカメラでも検査できる。この場合、嘔吐反射がおさえられる。

経口のデメリット

  • 舌根部分を通るので嘔吐反射がでて、オエッとしやすい。
  • 管が太いのでのどの圧迫感がある。

経鼻か経口か迷ったら受診先の医療機関に相談するといいと思います。カメラの画質の問題もあるので、患者さんの年齢、体格、症状などをみてどちらがいいか勧めてくれると思います。

私は健診なので自分で選択できますが、鼻腔が狭くて痛いし入れるのにも時間がかかるので口からを選択しています。どっちも辛いけどまだ口からのほうがいい。。。

経鼻は画質が落ちると言っていますが、

鼻から入れる内視鏡 ハイビジョン画質 オリンパス

2017/10/10 17:09

オリンパスは10日、鼻から入れて胃などを診る経鼻内視鏡で初めて、ハイビジョン画質に対応した製品を開発したと発表した。経鼻内視鏡は口から入れる経口内視鏡に比べて患者の苦しさを軽減できるが、管が細く画質の向上が難しかった。

オリンパスが開発した、ハイビジョン画質対応の経鼻内視鏡「GIF―H190N」

オリンパスが開発した、ハイビジョン画質対応の経鼻内視鏡「GIF―H190N」

新製品「GIF―H190N」を2018年1月に発売する。細い管に収まる新型の画像センサーを採用して画質を高めた。従来製品の管は経口と同じ硬さだったが、今回は鼻専用に設計した軟らかい管にした。

経鼻内視鏡の使用を求める患者は増えているが、経口より画質が劣るため、医師からは病変の見落としを懸念する声があった。オリンパスはハイビジョン製品の投入で患者と医師の双方のニーズに応える。

鼻から入れる内視鏡 ハイビジョン画質 オリンパス :日本経済新聞

経鼻もハイビジョン対応になるようです。早く広まるといいですね。

オリンパスさん、うどんみたいな胃カメラ開発してください。やわらかくてツルツル飲めちゃうやつお願いします。

鎮静をする?しない?

胃カメラ時にお薬を使ってウトウト~寝た状態で検査を受けることができます。こちらは医療機関によって対応していないところもあるので事前に確認が必要です。

鎮静のメリット

  • ウトウト~寝た状態で検査をするので苦痛を感じない
  • 嘔吐反射が強い人でも検査できる
  • 医師がゆっくり丁寧に観察できる

鎮静のデメリット

  • 鎮静から覚めるまで院内にいるので時間がかかる
  • 検査日当日は車の運転ができない
  • 鎮静剤の副作用がまれにある

これまで私は鎮静なしで検査をしています。鎮静ありが本当はいいのですが、私が受診するところは鎮静してないんですよね(泣)

もうがっつり寝かせてほしい。。。。

鎮静に関してもデメリットがありますので、主治医とよく相談しましょう。

胃カメラを楽に受けるために私がしていること

鎮静をしない場合、どうやったら少しでも楽に受けられるか考えていつも私がやっていることです。リラックスするよう言われますが、いやいやリラックスなんてできないよ!と以下のことを意識的にしています。

  • 目は閉じずにぼーっと開いた状態。目を閉じるとぎゅっと力が入ったりしてしまうので、ぼーっと斜め下を見るようにしています。
  • 唾はのみこまない。もう涙や鼻水やいろんなものが出ても気にしない。どうせ先生も看護師さんもそんなこと気にしてない。
  • 深呼吸。ひたすら深呼吸。
  • 横になったとき上の肩をうつ伏せ気味に倒す。
  • 力が入りそうなときは頭の位置を意識して枕方向へ押し付ける。頭が上がってしまうと体全体に力が入ってしまうので、下方向へ。
  • ぼーっと違うことを考えている。

力の逃し方などは個人差があると思いますが、私が少し(ちょっと?)は楽になると思っている方法です。

もう何をしても辛いものは辛い!!もっと楽になる方法はないかと探していると面白い医療機関を発見しました(笑)

1.麻酔ゼリーを喉の奥に収める
胃カメラを麻酔なしで挿入すれば、誰もが「ゲェーッ」となってしまいます。前処置での喉頭麻酔のゼリーは、口の中にただ溜めるのではなく、舌根(喉の奥のほう)にしっかり収めることで効果を発揮してくれます。

2.力を抜いて検査を受ける
「検査台に乗ったら、『まな板の上の鯉』になるんだ!」
とあるベテランの胃カメラ受検者に伺った、胃カメラを上手に飲む方法です。
力を抜いてリラックスすることで、胃カメラがスムーズに入るようになります。

3.唾液が自然に流れ出るようにする
検査中は口の中に唾液が溜まり、放置しておくと誤嚥して(気管に入って)咳が止まらなくなります。そのため、顔は少し下のほうに向けて、自然に唾液が流れ出るようにしましょう。

4.うまく飲めない時は人のせいにする
胃カメラは、最初から上手な方もいらっしゃいますが、なかなかうまく飲めない場合もあります。万が一「ゲェーッ」となっても、号泣してしまっても、受検者に責任はありません。うまく飲めないときは検査スタッフのせいにして、気楽に受けましょう。

胃カメラを上手に受けるための4つのコツ | 医療法人医徳会 真壁病院(宮城県東松島市)

4.を見てください。なにこれ、ステキすぎます。こんな医療機関を受診したいです。今年は私も大いに検査スタッフのせいにして気楽に受けたいと思います(*´▽`*)

まとめ

私は経口、鎮静無しで毎年検査を受けています。胃カメラは少し侵襲性のある検査なので人によっては辛く感じますが、食道や十二指腸も観察できるとても有効な検査だと思います。私も苦手な検査ですが、この検査で重大な病気を初期で見つけることができるなら、と自分に言い聞かせて(笑)受けています。

鼻から、口から、鎮静をするかしないか、など少しでも楽に受けられる方法を見つけて病気の早期発見を目指しましょうー!!

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