インフルエンザ予防!意外な有効な方法は顔を触らないことです

こんにちは、あなごママです。

12月に入ってインフルエンザの患者さんが増えてきたように感じています。

みなさんはインフルエンザ対策どのようにしていますか??

インフルエンザウイルスの感染経路

飛沫感染

インフルエンザウイルスに感染した人がくしゃみや咳をすることで、ウイルスを含んだ気道分泌物や唾液を含んだ飛沫が飛び散ります。この飛沫を吸い込むことで、ウイルスが直接呼吸器に入り感染します。

接触感染

ウイルスが付着したドアノブやつり革をさわった人が目や鼻、口をさわることでも間接的にウイルス感染します。ウイルスは乾燥した状態で長時間生きられるので、どこにウイルスがついているか分からないですよね。。。(T_T)

インフルエンザに感染しないためには、飛沫感染、接触感染のような感染経路を断つ必要があります。

インフルエンザを予防するためには

ワクチン接種

ワクチンを打っていれば絶対にかからないというものではありませんが、感染後発症のリスクの低減や症状が重症化しないため有効とされています。

高齢者、小児、基礎疾患のある方はワクチンを受けた方がよいと言われています。

手洗い・手の消毒

インフルエンザの感染経路で書いたようにインフルエンザウイルスには接触感染でも感染します。

私たちはいろんな物に触って生活しています。手にもウイルスが着いている可能性があり、ウイルスを体内に入れないためにも正しい手洗い・消毒をすることが大切です。

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啓発ツール|厚生労働省

私たち医療機関で働くスタッフは院内感染を防ぐために手洗いの方法についても講習を受けています。爪はもちろん短くしていますし、指輪もつけていません。

手洗いのしすぎで手が荒れるほど手洗いしています(笑)

手洗いのほかアルコールを含んだ消毒液で手を消毒することが有効です。

手洗い前に顔周辺を触らない

手洗いが物理的にウイルスを除去する1番の方法ですが、意識して顔付近を触らないようにすることも接触感染予防にとても大切です。

私たちは無意識に前髪、鼻、目の付近を触ることが多いのですが、粘膜のそばにウイルスを持っていく行為が感染の可能性を高めます。

外出先では自分で意識して顔を触らないようにしています。

室内の湿度を管理する

空気が乾燥していると粘膜の防御機能がうまく働かず、ウイルスに感染しやすくなってしまいます。

湿度50%~60%を保つことが良いと言われています。

あなご家では在宅時加湿器を使用し湿度を一定に保つようにしています。

人が多いところへの外出を控える

飛沫感染を防ぐ有効な手段です。

インフルエンザの流行時に人が多いところに行くということはそれだけ飛沫感染の可能性を高めることになります。

高齢の方、幼児、妊婦の方はなるべく人混みを避けるようにしたほうがいいと思います。

人が多いところへの外出が必要な場合はマスクを使用するようにしましょう。マスクはずっと同じものは使わずに途中交換するようにし、捨てる際にはマスクの不織布部分は触らないようにし、耳にかけるゴム部分を持ってはずして捨てます。

十分な睡眠・栄養をとって免疫力を高める

十分な睡眠・食事内容に気をつけ免疫力を高めるよう心掛けます。

と言ってもなかなか十分な睡眠だったり食事に気を付けるというのも難しいのですよね。。。(;´∀`)

私は疲れているときは適宜サプリメントなどを使用して自分の体と付き合うようにしています。免疫力を高めるのにはビタミンDが有効と言う話もありますが、ビタミンDは脂溶性ビタミンですので用法用量を守るようにしましょう。

インフルエンザの流行レベルマップを活用しよう

インフルエンザの流用情報は各自治体のHPだったり国立感染研究所のHPで確認できます。定期的に更新されますので、お住まいの地域や外出予定のある地域の流行情報を確認し不要な外出を避けるようにしましょう。

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流行レベルマップ

まとめ

インフルエンザウイルスに感染しないためには

  • 予防接種を受けること
  • 感染経路を断つこと(特に手洗い・顔付近を触らない)
  • 免疫力を高めること

の3つが大切と言われています。どれも一般的に言われていることですが、手を洗うことは重要な予防手段です。

私も毎日医療機関にいるので感染リスクは高く、いつもにも増して手を洗う、顔付近を触らないことを意識して過ごすようにしています。まだまだこれからがインフルエンザの流行シーズンになります。みなさん気を付けてかからない、広げない対策をしましょう☆

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