犬の病気

【犬・アレルギー性皮膚炎】ステロイド治療開始~

柴犬が足で耳をかいて痒がっている写真

スポンサーリンク

我が家の愛犬のあなごさん、6月からアレルギー性皮膚炎の症状がまた出ていて通院中です。前回、食物アレルギーに加えて、環境要因もありそうだということが分かりました。

前回抗ヒスタミン薬が処方されて様子を見ていましたが、いっこうにかゆみが引かないようで顔をいろんなところにこすりつけたり体を掻いてます。見ていて辛い…

症状が改善しないのでステロイドを開始することになりました。今日はあなごの通院記録、ステロイドの処方編です。

犬が病院で診察を受けている様子
【犬・アレルギー性皮膚炎】痒みと脱毛の再発、原因はカビかも?我が家のあなごさん(柴犬)はアレルギー持ち。アレルゲンは特定できていませんが、除去食で症状が落ち着いていました。 それがここ2週間...

アレルギー性皮膚炎:診察2回目

前回の診察で抗ヒスタミン剤のポララミンが処方されていました。

2週間投薬して様子をみていましたが、改善している様子がありません。

アレルギー性皮膚炎の柴犬。目の周りの脱毛

目の周りが脱毛してきています。口先も赤くなっています。

先生
先生
抗ヒスタミン薬が効いていませんね..ステロイドを試してみますか?
まり
まり
かなりかゆそうなので、お願いします。
あなご
あなご
がんばっておくすり飲むよ!

昨年の6月に症状がひどかったときもステロイドを使用しました。

今回も2週間分服用し、様子をみることになりました。

ステロイドの処方:プレドニゾロン

耳の大きいチワワが飼い主を見上げているところステロイドとは

ステロイドは副腎から作られる副腎皮質ホルモンです。ステロイドにはいくつかの種類があり、そのうちの1つのコルチゾールという成分と同じ作用をもつ合成物をステロイド剤として使っています。

ステロイド剤には炎症を抑えたり、免疫力を抑制する働きがあり人間でもよく使われるお薬ですよね。

あなごはプレドニゾロンを処方されました。

ステロイドはよく副作用が心配される薬ですが、医師の指示のもと正しく使えばとても効果のある薬だと思います。

ステロイドの副作用

ステロイドを服用する際に受けた注意点です。あなごは現段階では短期の服用を考えているそうです。短期服用した際に出やすい副作用の説明がありました。

  1. 多飲・多尿:お水をたくさん飲んで、おしっこもいつもより多くなるかも、とのことです。薬の副作用でお水をたくさん飲むようになるかもしれないけれど、お水は制限しなくてもよい、とのことでした。その分、おしっこも多くなるそうです。
  2. 食欲亢進:食欲が増すので、いつもよりご飯を欲しがる可能性があるんだそう。でもご飯は増やさないで我慢させて、とのことでした。前回服用した際に、あなごはこの食欲亢進がありました。ご飯が待ちきれなくてキュンキュン鳴いていることが多くなりました。

ステロイドを長期服用になった場合に見られる副作用としては、感染症にかかりやすくなる、糖尿病、クッシング病、消化管潰瘍などがあります。

お薬を服用する際の注意点

ステロイドに限らず、お薬を使うときは下記のことを気を付けてあげましょう。

  1. 獣医師の指示通り用法・用量を守る:勝手にやめたり、用量を減らすと効果が減ってしまい治療期間が長引くことがあります。
  2. 投薬している期間は体調変化をよく観察する:特に初回投与時は注意するようにしましょう。
  3. 体調の変化があれば獣医師に相談して指示を仰ぐ:副作用が出ることもあるので気になる変化があれば獣医師に相談しましょう。
  4. 薬剤名を確認する:ワンちゃんの薬の場合薬剤名が書いていないことも多いです。気になる薬は薬剤名を聞いておきましょう。

ワンちゃんだけでなく、人が薬を投与する際にも言えることですけどね。

私は病院で薬剤にかかわる仕事をしているので気になる薬があると添付文書をみる癖があります。人間でも薬が処方されると必ず薬の説明と注意事項などの用紙をもったりしますよね?

でもペットの場合だと薬の説明が十分になかったり、PTPシートに入っていなくて薬剤名がわからない、ということもあります。薬剤名がわからないと、薬の情報も調べられません。記載がない場合は、処方されたお薬の名前を聞いておくようにしましょう。

あなごの場合も薬袋にステロイド、とだけ書いてあったので、薬剤名を聞いてきました。

お薬を飲ませるには

お薬の説明の際に、飲ませ方も説明してくれました。

  1. 両手で顎をつかんで口を開けさせる
  2. 薬をのどの奥の方において、口を閉じる
  3. 口を押えて薬を吐き出さないようにする
  4. 喉をなでて薬を飲み込ませる

うん、聞くだけだと簡単なんですけどね。

本当に薬が苦手な子は器用にペッと出すんですよねー。両手で口を開かせた状態で薬を喉の奥に置くとか至難の業ですよ…

幸いあなごさんは錠剤も粉も気にせずなんでも食べちゃうタイプの子です。ご飯に混ぜなくても手のひらに錠剤をのせれば普通に食べちゃいます(笑)しかも尻尾振ってうれしそう。

これに対して実家で飼っているチワワさんは慎重派です。ご飯に混ぜてもきれいに薬だけ残します。のどに入れようとするとオエオエしちゃってうまくいかないので、最近は投薬をサポートするおやつであげています。

一時期はドライフードをふやかして薬入れたものを丸めてあげていたんですが、うまく薬だけだすんですよ。以前飼っていたシェパードも器用に出していたので、お薬が苦手な子の方が多いのかもしれません。



臨床獣医師開発の投薬補助おやつ【MediBall】

さいごに

今日はあなごのアレルギー性皮膚炎、ステロイド服用について書きました。患部の改善状況はまたご報告したいと思います。

ステロイドは怖いというイメージをもたれる薬で、実際に長期投与する際には注意が必要だと思います。ただ、自己判断で減量、中断すると余計に症状を悪化させる可能性があるので必ず獣医師の指示に従って服用させましょう。

スポンサーリンク

こちらもおすすめ!