犬を室内飼いしていると気になるのが、愛犬の臭い。
犬好きの方なら犬臭もあまり気にならないと思いますが、家に来る方全てが犬好きとは限らないですよね。
[chat face="困った顔JPEG1-min-min-コピー.jpg" name="" align="left" border="gray" bg="none" style=""]犬は大好きだけど、臭うのはちょっと困るな。[/chat]
梅雨時期から夏場は他の時期よりトイレの臭いや愛犬の体臭が出やすいので、これからの時期はより徹底した臭い対策が必要になります。
この記事はこんな方におすすめです。
- 室内が犬臭いが気になっている
- 色々対策をしているけど、まだ臭いが気になっている
- ワンちゃん自体の臭いがキツイのが気になっている
- これから犬を飼いたいから臭い対策をしておきたい
今回は来客があったとき、「犬くさい」と思われないとために、臭いが発生する原因と徹底した対策をご紹介したいと思います。
Contents
【犬の臭い対策】臭いの原因を知る!
原因1.体臭
皮膚にある汗を分泌する腺(汗腺)には2種類あり、エクリン腺・アポクリン腺に分けられます。
エクリン腺は人間では全身にあって、運動をした際にでるさらさらとした汗。体温調整の役割をしています。アポクリン腺人間では脇などかぎられた場所にだけあって、ここから分泌された汗は脂質やたんぱく質を多く含むため皮膚の常在菌に分解されるとにおいを発します。
犬は汗をかかないと思われることも多いですが、アポクリン腺が全身に存在します。(エクリン腺とは異なるため体温調整はできません。)このアポクリン腺は先ほど書いたように脂質やたんぱく質を多く含むので皮膚の細菌に分解されて犬の体臭になります。
湿度が高かったり温度が高いと細菌も活発になるため、においが強くなる傾向があります。
原因2.排泄物・肛門腺の臭い
室内飼いの場合、ペットシートで排泄をすることも多くどうしても室内ににおいがのこります。
排泄物がにおうのは当然ですが、腸内環境が良好に保たれていないと便臭がきつくなることが。オシッコをした際に足にかかっていたり、オシッコをしてすぐのペットシートを踏んだ足でうろうろするのもにおいの原因となっています。
また、肛門腺とよばれるにおいの腺があり、通常は排便時に一緒に分泌されていますが小型犬などですとうまく分泌できず溜まってしまいにおいの原因となります。
原因3.口臭
犬も歯磨きをしていないと口のなかに雑菌が繁殖し、口臭の原因になります。
胃腸の調子が悪かったり、フードが合っていない場合にも口臭が発生します。 また、口回りにヨダレがついたままの状態ですと悪臭の原因となります。
原因4.室内の布製品についた臭い
愛犬は室内の好きなところでくつろいでいますよね。その場所にもしっかりにおいがついています。アポクリン腺からでた汗、トイレ後の足裏....。目立った汚れがなくても、室内の布製品はにおいがつきやすい箇所です。
愛犬だけをケアしてもにおいを取り除くことはできません。
【犬の臭い対策】室内の臭いを徹底的に消す方法6つ
対策1.定期的なシャンプー
定期的なシャンプーをして皮膚を清潔に保つと体臭は軽減されます。
人間のように毎日お風呂に入る必要はなく月に1回から2回が適度、あまり頻繁にお風呂にいれると皮脂を落としすぎて皮膚病の原因となります。
シャンプーの際には肛門腺の処理、目ヤニ(涙焼け部分)、耳掃除も一緒に行って、雑菌が繁殖しないようしっかりと乾かすことが大切です。
月2回のシャンプーでもにおいが気になるときには、濡らしたタオルで拭いてあげると効果的です。また、排泄後にお尻、足を拭いてあげると体臭が軽減されますよ。
我が家の柴犬はオシッコが足にかかりやすく臭いの原因になるので、オシッコには軽く足を拭いてあげています。
また、意外と臭うのが目ヤニや口周りのよごれ。顔回りを食後などに拭いてあげると臭いが軽減されます。
対策2.ドックフードの見直し
ドックフードが体臭の原因になることがあります。人間でも食事が体臭に影響を与えることは知られていますが、犬も食事の影響を受けます。
皮膚から分泌される汗に含まれる脂質の量が増えると、細菌の繁殖も多くなりにおいの原因に。消化がしにくく腸内環境が悪い状態だとと直接糞便の臭いにもつながります。
良質な素材を使ったフードを与えることで消化がよくなり善玉菌が増えることで腸内環境が整って体臭・便臭が軽減します。
また、歯磨きが上手くできていない場合、フードの形状をドライタイプにするだけでも口腔内の食べカスをへらすことができます。
我が家は体臭や便臭の軽減にポチの水を取り入れています。腸内環境を整えるようなサプリも人気ですよね。
対策3.トイレトレーの洗浄
小型犬などは排泄も100%室内という子も多いと思います。その場合、トイレトレーが結構汚れています。
排泄後にすぐにシートを交換していてもトイレの縁や回りは汚れているので、その都度簡単に拭きます。1週間に1度は水洗いし、天日干しをするとにおいがスッキリしますよ。
対策4.布製品は定期的な交換・洗濯
カーテン、ソファーカバーなど洗えるものは定期的に洗い、床に敷いているラグも2、3か月に1回は洗うと効果的。
ラグなどは買い換えることを前提に価格の安いものを買うと、愛犬が遊びまわって汚しても気になりません。ラグを交換するだけでもペット臭がすっきりしますよ。
対策5.臭いには脱臭機
我が家は愛犬を迎えた時から脱臭機を取り入れています。空気清浄機はその前から使用しているので脱臭機・空気清浄機の二台使いです。
脱臭機は名前の通りにおいをとることに特化した家電で、空気清浄機とは比べものにならないほど効果を発揮してくれます。
ペット臭のにおい成分を科学的に分解するため、フィルターでの吸着だけ行う空気清浄機に比べて消臭効果は高く加えて低濃度のオゾンを放出することで部屋にしみついたにおいを分解してくれます。
おすすめはペット消臭で口コミ評価の高いのプラズィオン。お値段は2万円ほどしますが、これがあるかないかでは全然違います。お手入れも簡単なのでおすすめですよ。
最近はペット向けの空気清浄機も増えていますが、においだけに着目するとやはり脱臭機がおススメです。
目的にあった家電を選びましょう。
愛用中の脱臭機。~20畳用です。これだけは手放せない。
対策6.部屋の換気
臭い対策で一番大切なのが換気です。室内の空気をしっかり入れ替えることは、簡単ですが、かなり重要です。
脱臭機が稼働していても家中の空気を入れ換えるには窓を開けて換気をすることが1番効果的です。自宅のにおいには慣れてしまうので、臭いと感じなくても1日◯回などと決めて毎日換気することが大切です。
お部屋の掃除はみなさんしているかと思いますが、たまーに壁の掃除もしてください。
細かい被毛がついていたりします。壁は部屋の中で占める面積が大きい部分ですのでクロスにも汚れとにおいがたまります。たまに、でだいじょうぶなので拭き掃除をしてみてください。
【犬の臭い対策】室内の臭いを消す方法まとめ
今日は愛犬の臭い対策6項目をご紹介しました。この6項目を気にかけて掃除をすると、ほとんど犬の臭いは気にならなくなると思います。
- 定期的なシャンプー:月1回~2回。シャンプーの際には肛門腺の処理、目ヤニ、耳掃除も一緒に行って、雑菌が繁殖しないようしっかりと乾かすことが大切。
- フードの見直し:消化がしにくく腸内環境が悪い状態だとと直接糞便の臭いにも。
- トイレトレーの洗浄:1週間に1度は水洗いし、天日干しをするとにおいがスッキリ。
- 布製品は定期的な交換・洗濯:カーテン、ソファーカバーなど洗えるものは定期的に洗うとスッキリ。
- 脱臭機:脱臭機は名前の通りにおいをとることに特化した家電で、空気清浄機とは比べものにならないほど臭いには効果的。
- 部屋の換気:家中の空気を入れ換えるには窓を開けて換気をすることが1番効果的。自宅のにおいには慣れてしまうので、臭いと感じなくても1日◯回と決めて定期的に換気することが大切。
臭いは室内で犬を飼う以上はずっとついてくる問題です。対策をしっかりしてかわいい愛犬との生活を楽しみましょう!!
我が家で使っているポチの水。便臭の軽減に役立ってます!